快適スマートホームの実現に向けて。
IoTデバイス累計販売台数No.1。
今や世界中のユーザーに選ばれているSwitchBotは、スマートホーム業界をリードする存在です。
その製品群は、シンプルな操作性と手頃な価格、そして他社製品との高い互換性によって、大きな支持を集めています。
皆さんは、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
- 外出先で「鍵を閉めたかな?」「エアコンの電源を切ったかな?」と不安になることがある。
- 寝る前に電気やテレビを消すのが面倒に感じることも。
- さらに、最近は電気代の高騰も気になる――。
これらの悩みを手軽に解決してくれるのが、今回紹介する「SwitchBot プラグミニ」です。
「スマートホーム」と聞くと、設定が面倒だったり、特別な機器が必要そう…という印象を持つ方も多いかもしれません。
しかし、プラグミニはコンセントに差し込むだけで、今使っている家電をそのままスマート化できる優れもの。
スマート家電を新たに買いそろえる必要もなく、誰でも簡単にスマートホームを実現できます。
さらに、消費電力のモニタリング機能にも対応しており、日々の電気の使い方を“見える化”することで、自然と節電意識も高まります。
本記事では、SwitchBot プラグミニの魅力や活用方法などをレビューしていきます。
スマートホームに興味はあるけれど「何から始めればいいか分からない」人にもぴったりの内容です。
SwitchBot プラグミニとは?

SwitchBot プラグミニは、SwitchBot社からリリースされている、コンセント直差し型のスマートプラグです。Wi-Fiに接続することで、専用のSwitchBotアプリから遠隔で家電の電源をON/OFFできるようになるほか、スケジュール設定による自動化、さらにはAmazon AlexaやGoogle Assistantなどの音声アシスタントと連携して声で家電を操作することも可能です。
旧製品のSwitchBot プラグと比べ、新たにBluetoothでの通信に対応したことで、デバイスの追加や操作がより手軽に行えるようになりました。
また、日本のコンセントの多くは左右で穴の大きさが異なりますが、プラグミニは極性プラグを採用しています。これにより、正しい向きでしかコンセントに差し込めないため、より安全にご利用いただけます。
ただし、極性プラグに対応しない一部の電源タップ等の製品には使用できないので、ご注意ください。
旧製品との性能比較については、以下のスペック表をご参照ください。
| SwitchBot プラグミニ | SwitchBot プラグ(旧製品) | |
|---|---|---|
| サイズ | 70 x 39 x 39 mm | 76×38×30mm |
| 重量 | 70g | 63g |
| プラグ形状 | 極性プラグ | 無極プラグ |
| 通信方式 | IEEE 802.11 b/g/n 2.4 GHz Wi-Fi Bluetooth Low Energy | IEEE 802.11 b/g/n 2.4 GHz Wi-Fi |
| 定格電力 | 1500W | 1500W |
| 定格電圧 | 100V AC | 100V AC |
| 入力周波数 | 50/60Hz | 50/60Hz |
| 電流 | 15A | 15A |
SwitchBot プラグミニ レビュー
開封


今回購入したのは、プラグミニ本体が2個セットになったモデルですが、もちろん単品での購入も可能です。
パッケージの中身は非常にシンプル。プラグミニ本体と取扱説明書のみです。

こちらがプラグミニ本体です。外観は白一色のシンプルなデザインで、どのようなインテリアにも馴染みやすいマットな質感になっています。
また、省スペース設計が特徴で、コンセントのもう片側を塞がないように工夫されています。ただし、サイズは70 x 39 x 39 mm と、横幅はやや大きめな印象を受けました。
安全面にも配慮されており、ホコリ防止シャッター付きである上、750℃の高温に耐える難燃性素材で作られています。これにより、火災のリスクを軽減し、安心して使用することができます。
正面右下には、様々な状態を示すLED表示ランプがあり、側面には電源ボタンが付いています。

背面にあるプラグはN極プラグとなっており、コンセントに差し込む向きが決まっているので注意が必要です。
また、側面には製品の仕様や注意事項が記載されています。
設置・設定
それでは、プラグミニの設置に移ります。
プラグミニの登録・設定は、全て「SwitchBot」アプリから行います。
iPhone / Androidの両方に対応しています。

プラグミニをコンセントに接続し、本体側面の電源ボタンを押して電源を入れます。


先にプラグミニの電源を入れている為、Bluetoothにより自動で検出されます。


注意事項を読んだ後、手順に従いプラグミニの電源ボタンを2秒ほど長押しします。

これだけでプラグミニと端末をペアリングできました。
プラグミニの名称・ルームを設定し、設置完了です。
このように、指示通りに設定を進めるだけで手軽に設置が完了します。
この手軽さこそが、スマートホーム化へのハードルを大きく下げてくれる、SwitchBot製品の魅力の一つと言えます。


レビュー時、プラグミニのファームウェアアップデート(V2.0)が来ていたため、合わせて実行しました。
こちらも、スマートフォン上で手軽に行うことができ、特に難しい操作は必要ありません。放置しておくだけで自動的に更新が完了する簡単仕様でした。
実際に使ってみて感じたメリット
ここからは、SwitchBot プラグミニを実際に使用し、見えてきた使用感やメリットについて詳しくお伝えしていきます。
家電のリモート操作・音声コントロールが素晴らしい

SwitchBot プラグミニをコンセントに繋ぐだけで、手持ちの家電を家中のどこからでもアプリでリモート操作できるようになります。
現行のプラグミニは、スマートホームの共通規格であるMatterに対応しているため、別途ハブを購入しなくともAppleの「ホーム」アプリで家電を管理したり、音声アシスタントと連携させてスマートスピーカーから音声でコントロールしたりすることが可能です。
さらに、別途「SwitchBotハブミニ」を導入すれば、外出先からでも家電の電源をオンオフできるようになります。 SwitchBot製品を最大限に活用する上で、ハブの存在は欠かせません。ぜひ導入を検討されることをおすすめします。
実際に私も外出先からプラグを操作することで、急に自宅のパソコンにリモートデスクトップ接続したい時などに大いに役立っています。
また、自宅では「Google Nest Hub」を使用しているのですが、Google HomeとSwitchBotの連携を済ませているため、音声での家電コントロールが非常に便利で助けられています。

寝る前に家電を消したいけど、ベッドから起き上がるのが面倒…
そんな悩みも音声コントロールのお陰で吹っ飛びます。マジでオススメです。
電力消費を可視化できる


消費電力モニタリング機能が搭載されており、接続している家電の消費電力をアプリから確認できます。
何気なく使っている家電がどれくらいの電力を消費しているのかが「見える化」されることで、節電意識の向上にも繋がります。
使い方の例として、一定の電力出力を超えたらアプリからプッシュ通知を発信するようにシーンを設定しておけば、家電の使い過ぎを日常的に抑制する事が可能です。
余談ですが、先述の通り私はプラグミニを自宅のパソコンに接続しています。
パソコンで重いゲームをプレイしたり、動画をエンコードしたりといった高い処理負荷がかかる作業をすると、実際に消費電力量が普段よりも増えていることをデータで確認することができ、少し感動を覚えました。
正確に消費電力量を取得できていることが分かりますね。
スケジュール機能が充実している




スケジュール機能を使えば、スマホでの操作自体が不要に。家電の電源オンオフを完全に自動化できます。
たとえば、毎朝決まった時間にテレビの電源をオンにしたり、夜寝る前に間接照明を自動で消したりすることが可能です。
アプリから簡単に設定できるので、「平日の朝7時にはテレビの電源をオン」「休日の夜は間接照明を消灯する時間を遅めに」といった細かな調整も自由自在。
また、タイマー機能を使えば、設定した時間が経過した後に自動で電源をオン/オフすることもできます。
「10分後に扇風機をオフにする」といった一時的な利用に大変便利で、消し忘れ防止にも役立ちます。
更には、スマートフォンやノートパソコンのACアダプターとプラグミニを繋ぎ、「充電が満タンになるであろう5時間後に電源を遮断」というようにタイマー機能を活用することで、過充電の防止にもなります。
これにより、家電の消し忘れを防ぎ、無駄な電力消費を抑えるだけでなく、日々のルーティンやニーズに合わせた快適な環境を自動で作り出すことができます。
実際に使ってみて気になったデメリット
続いて、SwitchBot プラグミニを実際に使用することで、一つ気になる点があったので、ご紹介します。
使用できない家電も一定数存在する


SwitchBot プラグミニは、付属の取扱説明書や公式サイトにも明記されている通り、電熱器には使用できません。
これは火災や火傷を防ぐための重要な制限であり、こたつや電気ストーブといった暖房機器には使用できないため注意が必要です。
また、プラグミニの構造上、コンセントに挿すだけで電源がオンになるタイプの家電でないと正しく機能しません。
私が実際に経験した例として、空気清浄機にプラグミニを繋いで使用するつもりだったのですが、自宅の空気清浄機には電源が切れた後に復旧する機能が搭載されていなかった為、プラグミニで電源をオフにすることはできても、再びオンにすることができませんでした。
プラグミニを購入する際は、事前に使用用途を想定し、接続したい家電がプラグミニを使っても問題なく動作するかどうかを必ず確認するようにしましょう。
まとめ


ということで、家電を手軽にスマート化できる「SwitchBot プラグミニ」のレビューでした。
コンパクトなデザインでコンセント周りを邪魔せず、設定も非常に手軽なので、スマートホーム製品が初めての方にもぜひお勧めしたい製品です。今回ご紹介した使い方はあくまで一例に過ぎず、皆さんのアイデア次第で無限大の活用法を生み出すことができます。
プラグミニ単体でも十分便利ですが、SwitchBot製品は非常に種類が豊富で、他の製品と組み合わせることでその真価を最大限に発揮します。
私も実際に複数の製品を組み合わせて日常的に使用しているので、機会があれば活用術を紹介したいと考えています。
スマートホームに興味はあるけれど、なかなか一歩を踏み出せないという皆さん。まずはプラグミニを購入してスマートホームの第一歩を踏み出してみませんか?
一度その便利さを体験すれば、きっとスマートホームの便利さの「沼」にハマり、もう元の生活には戻れなくなることでしょう。


- 家電のリモート操作・音声コントロールが便利
- 消費電力の可視化により、節電意識を高められる
- スケジュール機能が充実していて、カスタマイズ性に優れている
- 使用可能な家電が限定的











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