テレビやモニターに接続するHDMI機器が増えてきた昨今、「HDMIポートが足りない……」という悩みを感じたことはありませんか?
実は私 ame も同じ悩みに直面しました。以前の記事でご紹介した通り、Switch2を購入したのですが、自室のモニターにはHDMI端子が2つしかなく、既にPS5とメインPCで埋まっている状態。
新しく接続するには、どれかを外して差し替える必要があり、毎回の抜き差しが相当なストレスになっていました。

モニターは変えずに、全ての機器をスマートに接続したいなぁ…
そんな悩みを解決してくれたのが、今回ご紹介する「UGREEN HDMI切り替え器(3入力1出力)」です。
この製品は、最大3台のHDMI機器を1つのHDMI端子にまとめて接続できる切り替え器で、8K/60Hzや4K/120Hzの映像出力に対応。さらに、HDR、VRR、Dolby Vision、HDCP 2.3など、最新の映像規格にもバッチリ対応しています。
見た目はシンプルながら、Switch2やPS5といった最新ゲーム機の性能を余すことなく活かせる実力派。
快適にゲームを楽しめる環境が整い、私自身も大満足しています。
この記事では、実際に使用してみた感想や使用感、気になったポイントまで、正直にレビューしていきます。


UGREEN HDMI 切り替え器 3入力1出力 基本スペック
UGREEN HDMI 切り替え器 3入力1出力のスペックは以下の通りです。
| UGREEN HDMI 切り替え器 3入力1出力 | |
|---|---|
| サイズ | 109 x 55 x 20mm |
| 重量 | 350g |
| USB給電 | 5V/1A |
| HDMI規格 | HDMI 2.1 |
| HDCP規格 | HDCP 2.3/2.2/1.4 |
| HDMIポート数 | 3入力/1出力 |
| 切り替え方式 | 本体切替ボタン/リモコン |
| 対応解像度 | 最大8K/60Hz、30Hz 4K/144Hz、120Hz、60Hz、30Hz 1080P/240Hz、120Hz、60Hz など |
| HDRフォーマット | Dolby Vision、HDR10+、HDR |
| ビデオ | RGB 8/10/12 bit、YCbCr 4:2:2 8bit、YCbCr 4:4:4 8/10/12 bit |
| ビデオ強化 | VRR、ALLM、QFT、QMS、Free-Sync、G-sync、3D |
| 音声フォーマット | PCM2.0、Dolby Atmos 2.0/5.1、DTS5.1/7.1 |
| オーディオサンプリングレート | 192KHz24bit |
8K/60Hzや4K/120Hzといった高解像度・高リフレッシュレートでの入出力に対応した製品はまだ限られており、本製品は競合製品と比較しても非常に高性能なモデルと言えます。
UGREEN HDMI 切り替え器 3入力1出力 レビュー
開封




こちらが製品のパッケージです。「8K/60Hz対応」であることの記載が目立っています。
背面には、製品サイズや各種仕様など、詳しいスペック情報が記載されています。


パッケージの中身はシンプルで、以下の通りです。
同梱物一覧
- HDMI切り替え機本体
- USB給電式の電源ケーブル
- リモコン
- 取扱説明書
外観・デザイン


こちらが本体です。アルミ製の筐体は質感が高く、高級感のある仕上がりとなっています。
製品上面にはロゴと機器切り替えボタンのみが配置されており、洗練されたデザインが特徴です。
正面には、リモコン用の受光部と、現在使用中の機器が一目で分かるLEDインジケーターが備えられています。


背面には電源ケーブル用の差込口と、1系統のHDMI入力ポート、3系統のHDMI出力ポートが配置されています。
また、底面にはゴム足が付いており、設置時の滑りを防いで安定感を高めています。
コネクタ類がすべて背面に集約されているため、配線がしやすく、普段の使用時にはケーブル類が視界に入らず目立たない点も高評価です。


付属のリモコンには、接続している3台の機器を直接選択できる「1~3」のボタンと、順番に入力を切り替えられる「Next」ボタンのみが搭載されていて。必要最低限の構成です。


リモコンはIR(赤外線)式で、ボタン電池式ではなく、単四電池2本で動作します。
電池は付属していないため、別途用意する必要がありますが、こういった製品のリモコンにはボタン電池式が多い中、手に入りやすい単四電池である点は嬉しいポイントです。
UGREEN HDMI 切り替え器 3入力1出力を設置してみる


試しにデスク上に設置してみました。
本体サイズが109 x 55 x 20mmとコンパクトな設計のため、視界の邪魔にならずに設置できるのが魅力的です。
接続は以下のように行っています。
- 自作デスクトップパソコン
( 入力 : 4K/120Hz、HDMI 2.1 ) - PlayStation 5
( 入力 : 4K/120Hz、HDMI 2.1 ) - Nintendo Switch 2
( 入力 : 4K/120Hz、HDMI 2.1 )
特別な設定は不要で、機器を接続するだけですぐに使用できます。
ただし、電源供給用のUSBケーブルは付属していますが、USBアダプタ(5V/1A)は同梱されていないため、別途用意する必要があります。
なお、USB給電を行わずにセルフパワーでの動作も確認できましたが、高負荷時に映像が途切れるなどの不安定な挙動が見られたため、安定した動作のためにはUSB給電での使用を強くおすすめします。
UGREEN HDMI 切り替え器 3入力1出力を実際に使ってみて良かった点
ここからは実際に本製品を約1ヶ月間使用してみて、特に良かったと感じた点をご紹介します。
HDMI 2.1対応で8K・4Kの高解像度を実現


やはり本製品の最大の魅力は、まだ対応機種が少ない8K/60Hzおよび4K/120Hzといった次世代の高解像度・高リフレッシュレート規格に、他社に先駆けていち早く対応している点にあります。
8K対応については、現時点でモニターやゲーム機などの入力・出力機器ともに対応製品が非常に限られており、私自身もまだ検証できていません。
一方で、4K/120Hzの入出力は特にゲーミング分野での需要が高まっており、今後ますます重要視されることが予想されます。
実際に私自身も、PS5やSwitch2でゲームをプレイする際、モニターの4K/120Hz表示にフル対応したゲーム体験を求めていたことから、この製品を選びました。高画質かつ滑らかな映像でのゲームプレイが実現でき、モニターの性能を最大限に引き出せる点に非常に満足しています。
シームレスな切り替え、安定したパフォーマンス


本製品を使えば、例えば私のようにPS5、Switch2、パソコンの3台のデバイスをケーブルを差し替えることなく簡単に切り替えて利用できます。
切り替え操作は、本体のボタンかリモコンを押すだけのシンプルなものです。
リモコンは赤外線(IR)式で通信範囲が広いため、切り替え器に直接手が届かなくても快適に操作できます。
切り替えにかかる時間は2~3秒ほどで、瞬時とは言えませんが、ストレスなく切り替わります。
また、他社製品では長時間の連続使用時に映像が一瞬途切れるトラブルが報告されることがありますが、本製品は4K/120Hzの負荷がかかる環境でも長時間使用して問題がなく、安定したパフォーマンスを発揮しました。
特にゲームプレイ中は一瞬の映像途切れが致命的になることもあるため、そういったシーンでも本製品は安心して使える信頼感があります。


また、これは私の使い方の一例ですが、「SwitchBot ハブ2」に本製品のIRリモコンを登録することで、スマホのSwitchBotアプリから機器の切り替えができるようにしています。
これが非常に便利で、いちいちリモコンを使わずともスマホだけで操作が完結するため、デスク周りのモノを減らすことができます。
デスクに溶け込むデザイン性の高さ
本体サイズは109 x 55 x 20mmと小型で、デスク上でも邪魔にならず、設置場所を選ばない扱いやすさが魅力です。
また、HDMIの入出力端子がすべて背面に集約されているため、複数のデバイスを接続してもケーブル類をスマートにまとめることができ、デスク周りをすっきりと保てる点も高評価です。
さらに、アルミ製の高級感ある筐体と、コンパクトで主張しすぎないデザインもポイント。
見た目にもこだわりたい私にとって、美観を損なわずに設置できるのは大きな魅力です。
UGREEN HDMI 切り替え器 3入力1出力を実際に使ってみて気になった点
逆に、本製品を約1ヶ月間使用してみて、気になった点は以下の通りです。
LEDインジケーターの視野角が狭い
まず、本製品を使用していて最も気になったのは、LEDインジケーターの視野角が非常に狭いという点です。
本体正面には接続機器の切り替え状況を示すLEDインジケーターが備えられていますが、真正面から見ないと光っているかどうかが判別しづらいのが気になりました。




上の画像の通り、真正面から見た場合には青色のLEDがはっきり見えるものの、角度を変えて斜め上から見ると、光がほとんど確認できません。
そのため、私のように本製品をデスク上に設置している場合、現在表示されている機器が何番かを確認するたびに、本体を覗き込む必要があり、ややストレスに感じました。
本体の動作に直接関わる問題ではありませんが、目線の高さで機器を視認できるよう、事前に設置場所が確保できればベストです。
HDMIケーブルが付属しない
本製品にはHDMIケーブルが付属していないため、必要に応じて別途用意する必要があります。
ただし、すでに必要な本数のHDMIケーブルをお持ちの方にとっては、余分なケーブルが増えない分、コストカットが製品価格に反映されている点はむしろ好ましく感じられるかもしれません。
一点注意したいのは、本機の性能を最大限に活かすためにはHDMI 2.1対応のケーブルが必要となることです。
特に、ゲーム機から切替機への入力側がHDMI 2.1に対応していても、切替機からモニターへの出力側が対応していない場合、全体の性能が低い方に引っ張られてしまいます。そのため、両側の接続経路すべてでHDMI 2.1に対応していることを確認するのが望ましいでしょう。
とはいえ、お手元の機器が4Kや120Hz表示などに対応しておらず、HDMI 1.4や2.0で十分な場合には、わざわざHDMI 2.1の高価なケーブルを用意する必要はありません。
むしろ不要な出費になってしまう可能性もあるため、ご自身の機器がどのHDMI規格に対応しているかを事前にしっかり確認した上で、必要なケーブルを選ぶのが賢明です。



私はビックカメラにてSwitch2を購入した際に、こちらのHDMI 2.1ケーブルも併せて購入しました!
本体の発熱がやや気になる
使用状況によっては切り替え器本体がやや熱を持つことがあります。
通常は触ってほんのり温かい程度ですが、負荷がかかっているときには、明らかに温度が上がっていると感じられる場面もあります。
とはいえ、現時点では熱による動作の不具合などは確認されておらず、本体が火傷しそうな程熱くなることもありません。そのため、過度に心配する必要はないかと思われます。
まとめ


ということで、「UGREEN HDMI切り替え器(3入力1出力)」のレビューでした。
HDMI 2.1やVRRなど、次世代の映像規格をしっかりサポートしており、デザイン性・安定性・コストパフォーマンスのバランスも優秀。
もちろん、LEDインジケーターの視野角の狭さやケーブルが付属していない点など、気になる部分は多少ありますが、それを差し引いてもこの価格帯でこの唯一無二の性能は、とても魅力的です。
HDMIポートが足りなくて毎回ケーブルを差し替えている……そんな方にとっては、まさに救世主のような存在になるはずです。
PS5やSwitch2、PCなど複数のデバイスをひとつのモニターにスマートに接続したい方は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。


- HDMI 2.1やVRR等の最新規格への対応
- 長時間稼働にも耐えうる安定したパフォーマンス
- アルミ製筐体によるデザイン性の高さ
- HDMIケーブルが付属しない
- 高負荷時の発熱
- LEDインジケーターの視野角の狭さ










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